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CARRIER DEVELOPMENT

キャリア形成プラン

京大眼科にはいろいろな先生がいて、どんな興味でもサポートしてもらえます

大津赤十字病院
大田 亮

  • キャリアを続けていく上で、どのような障害があったかを教えてください
  • その時にどのようなサポートを受けましたか
  • 今の勤務の状況や今後の勤務への希望を教えてください
  • 京大眼科で研修するメリットを教えてください
  • 後輩になられる方に向けて、アドバイスをお願いします

MESSAGE

眼科医1年目は大学病院で修練期間でした。
右も左も分からない状態から諸先生に指導していただき、眼科医として一番大事なツールを身につけるには最適な環境でした。また同期5人で互いに助け合いながらいろいろなことを学んでいけたことも然り、時には指導医の先生方にみんなで食事会に連れて行っていただいたこともとても楽しい思い出です(京都はやっぱりたくさん美味しい店があります笑)

その後、兵庫県北部の豊岡にある日高病院眼科センターにて研修をおこない、新しいツールを身につけていくことができたと思います。部長の倉員先生以下素晴らしい指導医の先生の元で眼科医としての礎を築くことができました。印象に残るのは、手術でもなんでもそうですが「論理的な技術の構築の仕方」を指導していただいたことでしょうか。
「器用な人はどんな道具でも手術できるかもしれない、でも道具というのはより安全に正確に使うために開発されているのであってその使い方を学ぶことで論理的な手術方法であり、診断技術を磨くことができる、その使い方こそ学ばないといけない」
という教えはいまでも壁にぶち当たった時に思い出す言葉です。

大学院にいかないという選択をした自分にとっては臨床の現場から研究課題を見つめ、それを学会などで発信していける、そんな自由な研究スタイルをとらせていただけるのも京大眼科ならではの懐の深さかと思います。

眼科医としてレベルアップしていく中で大津日赤の山城部長に声をかけていただき、この4月から新天地で診療を行う機会をいただきました。今まで指導していただいたことや自分なりに研究してきたことをさらに発揮していきたいと思います。

自分がどんな分野に興味を持つかは人それぞれ変化してくるものです。 京大眼科にはいろいろな先生がいてそしてどんどん手を差し伸べてくれる先輩ばかりです。どんな興味でも自由にサポートしてもらえる教室の雰囲気は誇れるところだと思います。

最後に目を守るということは人の人生を守ることだと思います。
ヒトの光を守ることを誇りに思えるような’’光警備隊’‘いれるなんてやりがいがあると思いませんか?
ぜひ一緒に働きましょう、自分が先輩から教えてもらったことを皆さんにどんどん伝えていきたいと思っています。

  • 大田 亮 Toru Ota
  • 大津赤十字病院
  • 金沢医大(平成20年卒)