menu

CARRIER DEVELOPMENT

キャリア形成プラン

網膜剥離などの緊急手術含め網膜硝子体手術を専門に、日々やりがいを感じながら診療をしています。

大阪赤十字病院
中西 正典

  • キャリアを続けていく上で、どのような障害があったかを教えてください
  • その時にどのようなサポートを受けましたか
  • 今の勤務の状況や今後の勤務への希望を教えてください
  • 京大眼科で研修するメリットを教えてください
  • 後輩になられる方に向けて、アドバイスをお願いします

MESSAGE

私は学生の頃から手術に興味があり、特に眼の微細な手術に惹かれ、眼科を選択しました。
現在眼科医12年目ですが、京大眼科で研修後、現在まで4カ所の関連病院で勤務してきました。

京大眼科で研修を開始してから、診察手技を教わるとともに、様々な先生方のいろいろな手術の介助につかせていただき、ますます自分で眼科手術を執刀したいという気持ちが募ってきました。
9か月の大学での研修の後、天理よろづ相談所病院に赴任し2年弱の間に、霰粒腫や内反症などの外眼部手術から、斜視手術、白内障手術、緑内障手術、網膜復位手術など、いろいろな手術を丁寧に指導いただき、執刀させていただきました。
その後、3年弱の姫路医療センターの勤務では硝子体手術を教わり、より一層眼科手術に惹かれていきました。
教室にはこのまま関連病院にて手術を含めた臨床を続けていきたいとの私の思いを尊重いただき、滋賀県の市立長浜病院へ異動後は湖北地域の基幹病院として網膜剥離などの緊急疾患に対応するとともに、部長代行として貴重な経験を積ませていただきました。
そして、大阪赤十字病院に異動してからは、硝子体手術、白内障手術、緑内障手術をメインに、何か新しいことにチャレンジしたいと考え今まではあまり積極的には行う機会のなかった涙道手術も指導いただきながら執刀するようになり、改めて眼科は興味が尽きません。

後輩の皆様へ

手術など臨床に興味があれば、関連病院を異動しながらその手技を磨いていくという選択肢もあります。思い返すとそれぞれの病院にすばらしい先生方がおられ大変多くのことを指導いただきました。私も若い先生に少しでも指導できるようにと日々勉強中です。

  • 中西 正典 Masanori Nakanishi
  • 大阪赤十字病院
  • 信州大(平成16年卒)