修練医になった当初は、8人の同期と比べてしまい診察手技や知識が乏しいことに対して不安を覚えていました。しかし、互いに診察の練習をしたり、勉強に割ける時間も多くなり逆に利点となりました。現在はそれぞれ別の病院で勤務しておりますが、今でも連絡を取り近況報告できる大切な仲間です。
また、院生の先生はじめ、教室の先生はみなさんが気軽に質問を受けて下さる環境も今思えば大変恵まれていました。
次年度の赴任先を決める際は、主人の赴任先はどこになりそうか、決まったら教えてね、と教授や医局長の先生がよく声をかけて下さったことが印象に残っており、大変安心しました。最終的に主人が次年度も大学にて勤務が続くことを報告した時も、京都市内から通勤できる範囲で関連病院を提案して下さり、家庭と仕事の両立をサポートしていただいていると感じました。
関連病院に赴任してからは手術、主治医としての責任感、外来患者さんの多さに目まぐるしく過ぎて行く毎日ですが、部長先生を始め先生方の熱心な指導で充実した毎日を送っています。
自転車通勤だった前年度と比べると電車通勤は少し大変ですが、教科書を読んだり、仕事が忙しい時は乗り換えの駅で美味しそうなお惣菜を買ったり現在の環境を楽しんでいます。
他科と比べて緊急の呼び出しが比較的少ないため、休日は回診が終わると少し凝った料理を作ったり、主人と晩酌を楽しんだりと夫婦での生活も楽しんでいます。
家庭との両立も応援してもらえて、安心して仕事ができる素晴らしい教室だと思います。