2025/9/18
研究成果:赤田 真啓先生の論文が「JAMA Ophthalmology」に掲載されました!
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2025-09-19-0
赤田真啓 医学研究科博士課程学生、畑匡侑 同特定講師、辻川明孝 同教授らの研究グループは、未熟児網膜症(ROP)の治療における変化を大規模データで明らかにしました。
ROPの従来の標準治療はレーザー治療でしたが、視野異常や近視進行といった合併症のリスクが課題でした。そうした中、低侵襲な抗VEGF薬が2019年11月に日本でROPに対して初めて承認されました。しかし、この新薬が実際の治療選択にどのような影響を与えたかは不明でした。
そこで研究グループは、厚生労働省が管理するナショナルデータベース(NDB)を用いて2013年から2023年までの全国の診療データを解析しました。本研究により、抗VEGF薬が国内のROP治療において広く受け入れられ、侵襲性の高いレーザー治療が減少しつつある実態が初めて明らかになりました。これは、日本の新生児眼科医療における重要な転換点を示す知見です。
本研究成果は、2025年9月18日に、国際学術誌「JAMA Ophthalmology」にオンライン掲載されました。
JAMA Ophthalmology DOI:10.1001/jamaophthalmol.2025.2948
【詳しい研究内容について】
https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/2025-09/2509_JamaOphtal_Hata_webj_-f98dc0d7e8d9764804a3758271d18af6.pdf