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教室ニュース

2019/11/16
第13回京都大学臨床眼科討論

第13回京都大学臨床眼科討論が紫蘭会館で開催されました。
今回は杏林大学教授の平形明人先生と東北大学准教授の西口康二先生にお越しいただきました。
平形先生には乳頭ピットや緑内障に合併する網膜分離症の手術や経過など、これまでご経験されたたくさんの症例の画像や長期経過について詳しくご講演いただきました。
西口先生には網膜変性疾患に関して、現在の遺伝子検査で診断がつかない症例への多角的な推察や現在研究されている新しいアプローチの遺伝子治療の可能性について最先端のお話をしていただきました。
臨床においてはそれぞれの患者さんの病態に合わせた治療を考えること、そして手術や術後経過から疾患について考察することの大切さ、基礎研究においては一つのテーマについて深く探求する姿勢と患者さんに還元できる治療を見据えた研究を行うことの重要性について改めて認識させられました。
普段なかなか聞けない貴重なご講演でしたので、参加者にとってこれからの日常臨床、研究への良い刺激となったと思います。

大学院 2回生 大塚 悠生

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