menu

NEWS

教室ニュース

2019/3/1
第14回 Focus on Glaucoma

第14回 Focus on Glaucomaが芝蘭会館で開催されました。前々回までは緑内障に焦点を絞った研究会でしたが、前回より緑内障以外の分野の先生もお招きし、より多角的に緑内障を捉えようという趣旨で行われております。
前座として、教室の須田謙史助教が乳頭出血多発症例について報告いたしました。特別講演では、東北大学の中澤徹教授からは緑内障が多因子疾患であるという観点に基づいて、ゲノムや酸化ストレスに関する緑内障検査の進歩から情報ネットワークを用いた病診連携まで、幅広い内容をご講演いただきました。兵庫医科大学の三村治教授からは神経眼科分野でのOCTに関して、特に視神経疾患を網羅する形で実際の症例の数々をご呈示いただき、専門外の眼科医が聞いても明日から役に立つ内容のご講演でした。両先生とも、ご自身の研究を研究のみで完結させず、実際の臨床に生かそうとする姿勢がひしひしと伝わってきました。

記事一覧を見る